本場英国フラワーアレンジメント教室(世田谷・千歳烏山駅すぐ)

Apple Tree Blog

花選びのこつは?

花選びの際に
気にすることは
いろいろあります


生徒さんたちは
口をそろえて
「花選びがむずかしくてできません」と言います

花やさんの前に立って
どうしよう?と思う経験はだれにでもあるもの

「色」の組み合わせは好みにそって選べばよいと思います

いろいろやってみて
これ好きな組み合わせだわ
とか
意外とこんなのもいけるかも
などど
経験を積めばよいのです


花の「種類」については
こんな風に分類してみてはどうでしょう?

アレンジメントの中の
花材の役割を知ることです


まず
イングリッシュのフラワーアレンジメントに欠かせないのは
グリーンです


イタリアンルスカスやユーカリのような
アウトラインをとる線状のグリーン

レザーファンやレモンリーフなど
面のあるグリーンが
あるとよいですね

さて
肝心なお花選びです
レッスンではこうお話ししています

1 メインの花

ゆりや胡蝶蘭のように形のはっきりしたフォームフラワー
バラやガーベラ、菊などのようにたくさんの花びらが集まったマスフラワー


2形つくる花
ストックやりんどうのようにライン状に花がついているラインフラワーや
スプレ―カーネーションやトルコキキョウなど
枝分かれしたもの

3 埋めの花
ヒペリカムや手まり草のように
バルキーで空間が埋まるもの

4 散らしの花
カスミソウやブルーファンタジアのように 枝分かれした細かい花がついたフィラフラワーは
全体を整えたり
ボリュームをだすのに効果的です

これら4種類をうまく組み合わせてみると
それぞれが
それぞれの役割を果たしてくれるので
素敵なアレンジになるはずです

これに
季節の実物や
枝物
ちょっとアクセントになりそうな
マニアックなものでも手にはいれば
テンションあがりますね

と前置きが長くなりましたが

それに加えて
私が大切にしていることが
テクスチャ―です

花材のもつ
「質感」

今が旬のスモークツリーのもふもふ
エリンジウムはチクチク

そして
たんさいぼくの葉は
表がグリーンのつるつる
裏が茶色のフェルト状です

これはちょっと応用編ですね

こんなことも考えながら
多種多様な花材を組みあわせると
花選びが面白くなると思います






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